FXスプレッド・取引コスト計算ツール
USD/JPY・1枚(10,000通貨)・スプレッド 0.5 pips・1日 10 回・月 20 日なら、年間の取引コストは 120,000 円(1回 50 円・月 10,000 円)。
スプレッドは、1回取引するたびに必ず払う見えにくいコストです。取引回数をかけると、年間でいくらになるかが分かります。
スプレッド別のコスト比較
| スプレッド | 1回 | 1か月 | 1年 | コスト比 | 損益分岐勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.1 pips | 10円 | 2,000円 | 24,000円 | 1% | 50.5% |
| 0.3 pips | 30円 | 6,000円 | 72,000円 | 3% | 51.5% |
| 0.5 pips(入力) | 50円 | 10,000円 | 120,000円 | 5% | 52.5% |
| 1 pips | 100円 | 20,000円 | 240,000円 | 10% | 55% |
| 2 pips | 200円 | 40,000円 | 480,000円 | 20% | 60% |
| 3 pips | 300円 | 60,000円 | 720,000円 | 30% | 65% |
同じ枚数・回数・手数料で、スプレッドだけを変えた場合です。「入力」が上で入れた値、「比較」が比較するスプレッドです。
次の一手
結果を読み解く解説
※このリンクはアフィリエイト広告を含みます
計算式の意味
- 1 pipsの損益 = 1 pipsの大きさ × 取引通貨数(決済通貨建て)。クロス円は0.01円(1銭)、それ以外は0.0001で、決済通貨1単位の円換算レートを掛けて円にする
- 損益分岐の値動き = スプレッド + 手数料をpipsに直したもの。この分だけ有利に動いて、ようやく損益が0になる
- 1回のコスト = スプレッド(pips)× 1 pipsの円 + 手数料
- 月間のコスト = 1回のコスト × 1日の回数 × 月の取引日数、年間はその12か月分
- コスト比 = コスト(手数料もpipsに直して合計)÷ 平均利益
- コスト控除後の期待値 = 勝率 × 平均利益 − (1 − 勝率) × 平均損失 − コスト
- 損益分岐勝率 = (平均損失 + コスト) ÷ (平均利益 + 平均損失)
対応通貨ペアとpipsの単位
| 分類 | 1 pips | 通貨ペア |
|---|---|---|
| クロス円 | 0.01円(1銭) | USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY、CHF/JPY |
| ドルストレート | 0.0001(決済通貨建て) | EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD、NZD/USD、USD/CAD、USD/CHF |
| 主要クロス | 0.0001(決済通貨建て) | EUR/GBP、EUR/AUD、EUR/NZD、EUR/CAD、EUR/CHF、GBP/AUD、GBP/NZD、GBP/CAD、GBP/CHF、AUD/NZD、AUD/CAD、AUD/CHF、NZD/CAD、NZD/CHF、CAD/CHF |
| 新興国通貨 | 0.01円(1銭)/0.0001(決済通貨建て) | ZAR/JPY、MXN/JPY、TRY/JPY、CNH/JPY、USD/ZAR、USD/MXN、USD/TRY、USD/CNH |
pipsの単位と1枚の通貨数は業者によって異なることがあります(特に新興国通貨)。契約単位とあわせて、口座の条件を確認してください。円換算レートはFrankfurterから1日1回取得する仲値の目安で、売買できるレートではありません。
コスト比の見方
コスト比は、平均利益のうち何割がコストで消えるかです。このツールでは10%未満を軽め、10〜30%を注意、30%以上をコスト負けの危険としています。いずれも慣習的な目安で、断定的な良否ではありません。
スキャルピングのように1回の利益が小さく回数が多い手法ほど、コスト比も年間コストも大きくなります。スプレッドを広げて損益分岐勝率がどれだけ上がるかは、上の比較表で確かめられます。
スプレッドを比較するときの注意
- 公表されているスプレッドは「原則固定」でも、指標発表時・早朝・相場急変時には広がることがあります。
- 手数料型の口座は、スプレッドが狭い代わりに往復の手数料がかかります。「その他の条件」の手数料に入れると、合算で比べられます。
- スワップ(金利差)、スリッページ、約定拒否は計算に含まれません。
結果は、入力したスプレッドと取引回数が続いた場合の試算です。スプレッドは相場急変時・指標発表時・早朝に広がることがあります。スワップ・スリッページ・約定拒否は含まれず、業者の公表値にも例外があります。
よくある質問
- スプレッドは1回の取引で何回払いますか
- 新規と決済をまとめた1回の取引(往復)につき1回分です。勝っても負けても同じだけかかります。このツールもその前提で計算しています。
- 手数料無料の口座でもコストはかかりますか
- かかります。手数料が無料でも、売値と買値の差であるスプレッドが実質のコストです。手数料型の口座は、往復の手数料(円)を入力すると、スプレッドと合算したコストになります。
- 円以外が決済通貨のペア(EUR/USDなど)の円換算はどうなりますか
- 損益は決済通貨(EUR/USDならドル)で発生するので、決済通貨1単位が何円かを掛けて円にします。1日1回取得した仲値の目安を使い、時点を結果に示します。実際の取引レートとは異なるので、必要なら入力して置き換えてください。クロス円(USD/JPYなど)では使いません。
- コスト比の目安はどう決めていますか
- 平均利益に対するコストの割合で、10%未満を軽め、10〜30%を注意、30%以上をコスト負けの危険としています。慣習的な目安で、手法や取引回数によって適切な水準は変わります。
- スプレッドの数値はどこで調べますか
- 口座を開く業者の公表値を入れてください。このツールは特定の業者の数値を載せていません。原則固定でも、指標発表時・早朝・相場急変時は広がることがあります。